ウスバカゲロウ
ウスバカゲロウが夕方ひらひらと飛んでいました。はかなげです。トンボに似ていないこともないけれど、実はかなり違うようにも思います。まず、とまり方が違う。それと、飛び方も違う。トンボはものすごく機能的というかメカニカルに飛びますが、ウスバカゲロウはなよなよと閉まりなく飛びます。そして、ウスバカゲロウは完全変態(蛹になる)ですが、トンボは不完全変態(蛹にならない)です。
ウスバカゲロウの幼虫は、神社や古い家屋の縁の下などにすり鉢状の巣を作って落ちてきたアリを捕食するアリジゴクです。色々な種類がいますが、みんな餌が目の前にやってくるまで何もしないタイプです。だもんで成虫になるまで3年くらいかかったりするらしいです。晴れて繭を作り蛹になる時、3年分の糞を宿便としていっぺんにするのです。つまり幼虫時代は1回も糞をしないというわけで。蛹は蛹のくせして歩き回ったりできるらしい。結構、不思議に満ちた生き物なのです。
萩のさきっぽに何かいないかと見てみるとアブラムシと謎の幼虫がいました。この幼虫はアブラムシのいる枝先には必ずと言っていい程いました。どうやらアブラムシを食べているようです。調べてみたところ、ヒラタアブの幼虫と判明しました。
次から次にアブラムシの体液をちゅーちゅーと吸っていくようです。アブラムシの体液などはほとんど植物のものと変わらないと思われるので、植物の汁を吸ってもいいではないか!と思いますが、きっとアブラムシの方がヒラタアブにとっては美味しいのでしょう。
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