スズメバチ考
スズメバチ、特にオオスズメバチは世界の5大危険昆虫に選ばれたほどの
強者です。毎年、何人かが命を落としています。
単独のスズメバチをいじめたりすると、その後大群で仕返しに来たり
秋になると非常に攻撃的になり
巣に近づいただけで襲ってきます。
キイロスズメバチでさえ(この種もかなり攻撃的です)
オオスズメバチに襲われます。
まさに、昆虫界の頂点に君臨しているといえますが
成虫はここまで攻撃的で、完全武装に関わらず
幼虫はあり得ないくらい無防備な存在です。
純白でつるんとしていて、毒針も強力なはも持っていません。
この真逆の性質はどこからきているのでしょうか?
親が攻撃的で自分を守ってくれるが故に
無防備でいられるのでしょうか?
それともあまりに無防備だから親が攻撃的である必要があるのか?
ここまで極端に対照的な親子はスズメバチ以外に知りません。
幼虫はかなり栄養豊かで、鳥のえさとしては最適でしょう。
人間でさえも好むくらいですから。
このままだと鳥のえさとなって全滅してしまうというので
武装したのかもそれません。
ところが、そんなスズメバチにも敵がいます。
それはハチクマと呼ばれるタカの一種で巣に突撃していき
悠々と餌にありつきます。(どうやら羽毛によって守られているらしい)
それと、スズメバチ類というのは非常に殺虫剤に弱い。
ある意味繊細な生き物であるといえないこともありません。
とはいえ、山に住んでいて一番身の危険を感じるのはスズメバチ類です。
なにせ刺されたら死ぬ可能性があるんですから。
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