2006年4月23日 (日)

桑の木2、枯葉

桑の木の続きです。
かつて御蔵島にすんでいた頃(20年以上前)、桑の木で背負子を作りました。自慢の一作です。
直径20センチくらいの桑の木の倒木からナタやかんなを使って5センチ角くらいの角材を削りだして作りました。
まるまる一週間くらいかかりました。
もう、あんなまねはできないでしょう。ひまにも程があるというものです。
そういえば、収穫した粟の籾殻をとるために一週間、延々と杵で搗き続けたりもしました。
ひまというか、電気のない時代の時間の流れを体験していた感じです。やれることはものすごく限られていましたが、時間はたっぷり、たっぽんたっぽんありました。時間に追われるのではなく、時間に包まれている感覚でした。
Shoiko




これが、その背負子です。巻いてあるロープはこの写真のものは買ってきた麻縄ですが、最初はマニラ麻の繊維を自分で撚った縄を使っていました。とにかく、なんであれ何かを作って表現したかったのです。私にとっては実用品というより作品です。昔の人はなんでも自分で作ったわけですが、それによって表現欲求はかなり満たされたのではないでしょうか?
Kuwatrump



桑の木の切り株です。ごらんのように穴だらけです。カミキリムシが食べたのです。切ったばかりだと、もっと黄色です。

Ga




木の枝にくっついている枯葉にも見える蛾を発見。
ゴミのようにも見えます。擬態というやつです。

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2006年4月16日 (日)

クワの木

久々に、木の登場です。
家から半径50メートル以内にいったい木は何本あるのだろう?
かなりの数があります。
その中に、以前紹介したアオキやシロダモ、ヤシャブシだけでも何本あるのか?
こんど、ワークショップでもやって数えてみたい気もします。
きょうご紹介するクワもかなりあるのではないでしょうか?
以前、養蚕が盛んであった頃のなごりなのか、日が当たる場所には結構生えています。ちょっと話が横道にそれますが、かつては日本の主要産業だった養蚕業は今一体どんな具合なんでしょうか?というわけで、ネットをササッと調べた結果ちょっとはわかりました。かつて、80万戸の養蚕農家がいたらしいですが今では3000戸(1998年の数字ですからこれより遥かに少なくなっている筈です。)に減少。餌も桑の葉ではなく人口飼料を与える所が多くなっています。群馬県や栃木県、長野県あたりでは今でもやっている所がありそうです。その技術はカンボジアやインド南部に輸出されいかされているということです。タイでも経済成長とともに養蚕は衰退しているそうです。
 筆者も昔ほんの1週間くらいでしたが養蚕農家の手伝いをしたことがあります。作業は大変でしたが、蚕がシャワシャワとすごい音をたてて葉っぱを食べて見る見るうちに大きくなりマユを作るまでに成長する様はなかなか感動的でした。農家の人は蚕のことをおかいこさんと呼んでいました。
 さて、桑です。雄花を咲かせる木と、雌花を咲かせる木があります。若芽は天ぷらにして食べられます。実もクロに近い紫色で甘い。家の前の桑の実は特に甘く、ジャムも作れます。木は非常に再生力が強く、切っても切ってもヒコバエ(新しい枝)が生えてきます。また、桑の木を好きなカミキリも多い。代表的なものとして
クワカミキリキボシカミキリトラフカミキリイッシキキモンカミキリ,
ゴマダラカミキリなどなど。薪にするためにタマ切りにすると大抵幼虫の掘った穴が空いています。
材は彫刻の原木にしたり、背負子(しょいこ)の材料にします。昔、桑の木を削りだして背負子を作りました。次回その時の話を少し。Kuwa1
Kukwa2



左は家の前の桑の木の全体像です。右はアップです。つぼみがついています。
植物は1年を通じて姿を変え続けるので、本当は1年分を通して写真を紹介するのがいいのです。ついでにいえば、輪切りにした写真なども載せれば完璧です。

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2006年4月 5日 (水)

ニワトコ

春になると、家にいるより外であれこれしたくなります。
でも雨だとそうもいかず、家でその他のあれこれをするわけです。
生き物紹介シリーズ、きょうはニワトコです。ちょっとした空き地にけっこう生えています。家の回りではシロダモの5分の一、アオキの7分の一くらいの数でしょうか?数えてないし、数える気もしないのでわかりませんが。
漢字で書くと接骨木です。字を読んだだけで何に使われるかがわかるというものです。( 名前の由来は、昔は接骨した場合の治療には、ニワトコの枝を黒焼きにして、うどん粉と食酢を入れて、練ったものを患部に厚く塗って、副木をあてて押さえて おく、という治療をして治したということから、折れた骨を接ぐ薬草という意味で、接骨木(せつこつぼく)という、漢名がついたといいます。                                                                           薬草HPより引用)
 春に一番最初に芽吹きます。それを天ぷらにして食べますが、食べ過ぎると下痢をします。
 きょう、キッチンの窓からニワトコを見て思ったこと。植物の色、形、香りなどはその植物の外側的な特徴です。しかし、同時にどんな植物にも内面的な特徴があるのだろうなと思います。人間がそうであるように。そして、その内在する力(薬効など)や性質を見抜く目を持った人がいた(る)のでしょう。それで、その薬効がわかったりしたのでしょう。それは気配のようなものなのでしょうか?なんとなく、そんな技術も身につけてみたいとおもう今日この頃。

写真は、ニワトコとは関係のない清流系の虫達です。
左はカゲロウの亜成虫で、このあとまた脱皮して透明な翅の成虫になります。
右はトビケラの幼虫のすみかです。川の蓑虫みたいです。
KageroTibikera

 

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2006年3月22日 (水)

メダケ

山の木を切ると篠竹とも呼ばれるメダケ(あずまねざさ?)が大量に生えてきます。山が荒れ果てた印象を与える一番の植物がこのメダケでしょう。里山的な景観を復活させる時にまずはこのメダケだとかアズマネザサを刈り払わねばなりません。そしてメダケはただ燃されるだけの話なのですが、かつて生活そのものが里山を作り出していた時代にはメダケというのは非常に重宝された植物だったと思われます。それは楽器にもなり、家の材料(土壁の小舞、間渡し竹)になり、竹籠になり、釣り竿になり、インゲン豆や茄子、トマトの支柱となり、すずめのお宿となりとあらゆるものに利用されていました。いままた少しでもそういったことに利用できれば、山のものもまた流れ始めるという感覚があります。手始めに、竹籠と家の材料に利用してみようかと思っています。medake

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2006年3月21日 (火)

野バラと落ち葉

去年の冬に野いばらの実を集めておきました。
ほんのりと甘酸っぱくてお茶にしたらおいしいのではないだろうか?と思ってのこと。きょう煮だして飲んでみると、甘酸っぱいというよりはニガ酸っぱい味。よせばいいのに一気飲みしたところ、一時間後くらいに小川のせせらぎのような音がお腹からし始めるではないですか。その後かなりひどい下痢となりました。調べてみると下剤として使うらしい!かなり急激に下痢をするので服用する時は薬剤師に相談した方がよいとまで書いてありました。ノバラの実には気をつけましょう。
 夕方、農業をやっている友人が落ち葉を採りにきました。おおきな袋に7つくらい持っていきました。いままで停滞して荒れていた山が少しでも巡り始めればいいなと思います。落ち葉をとることによって山野草が増えていくといいのですが,,。落ち葉がたくさん積もりすぎると芽を出さなくなる草もあるようです。
otiba



落ち葉をとるとかなりすっきりしました。

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2006年3月18日 (土)

その後

   どうせなら山のものがもっと生かされればいいなと思うわけです。
というわけで、あけびの蔓も生かされればいいなと思ったわけです。
だけれども、ちょうど欲しい人などなかなか現れないわけです。
でもこれからも思いつくものをそのままうちだしていこうかと思ってるわけです。
その方が楽しいからですね。欲しくなったらいつでもご連絡ください。こんなのないか?というのでもいいので。

 きのうは友人3人で解体する家の材をもらいにいきました。私は小屋の中に作る棚用の板を何枚かゲットしました。これから南伊豆某所に小屋を建てようとしている友人はサッシと巨大な扉を手に入れました。それを現地でおろし、さぁ出発というときにタイアが空回りして坂を上れない。色々やってもダメなのでやむなく近くの知人に救援を頼み、なんとか脱出しました。フクロウの啼く森の中で救援を待つときに「ま、なんとかなるだろう」という気持ちと「あ〜なんてこった」という気持ちが入り交じる感覚を久しぶりに味わいました。静かな夜の森でぽけ〜としたのも随分久しぶり。現代のほとんどの日本人はよるん森の中でぽけ〜とした経験などないのかもしれないなんて思ってみたり。そして、なんとかなったわけです。何とかならなかったことは、いままでにないのです。めでたし、めでたし。

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2006年3月16日 (木)

アケビの蔓

山の下草を刈ったり、灌木を刈り払っていると
大量のアケビの蔓、スイカズラの蔓、藤の蔓がたまります。
いままでは、これを燃していました。
でもそれだけではつまらないので、カゴか何かを編もうと思い丸めて集め始めました。
そうしたら、とても自分ひとりでは使い切れないほどの量になってしまいました。
そうだ、これを使ってくれる人にあげてしまおうと思いつきました。
誰かアケビの蔓(ミツバアケビの蔓ではないので、そんなに使い易くはないです。それと他の蔓も混じっています)欲しい方いませんか?自分で何かを作ってみたい人、教材に利用したい人、などなど歓迎です。送料だけ負担して頂ければお送り致します。まじっくらんどまで取りに来れる方は直接お渡し致します。akebinoturu
 magicland@mail.wbs.ne.jp

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2006年3月15日 (水)

シロダモ

sirodamo



アオキの次に多いのがシロダモです。
杉林の下、椎の木の林の下にたくさん生えている。
乾くと軽くなり、スカスカな感じになります。
材を建材に使うというのだけれど、一体どんな部位に使うのか興味深いところです。
実は赤く、種は燈油を搾るのに使ったとか。シロの他にアオダモとかヤチダモというのがあります。アカダモやクロダモはあるのだろうか?と調べてみたらほんとにあるのでびっくり。キンダモ、ギンダモはありませんでした。ダモはタモのことで、タモとはモクセイ科の高木。

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ギャラリーと山暮らしをつなぐこと

なんとなく始めたブログになんとなく日記を書き連ねていましたが、ここでやりたいことが見えてきたので書くことにします。

私の収入手段は絵とそれのレプリカやポストカードを売ることです。
(こちらを参照
だけれども一日中そのことをしているわけではありません.
山の中に暮らしているので山の手入れ、畑など常にやることは山のようにあります。
 今年は新たにギャラリー(現在は家の一部を利用したホームギャラリーです)を建てたいと思っています。土台と骨組みだけ業者さんにやってもらい、残りは手作りしていく予定です。
 私には自然暮らしのノウハウがあります。長年、自然の中で生活しているうちに身に付いてしまったものです。ちょっと前まで、そのことをどうってことないと思っていました。ところが、都会にずっと暮らしている人から見るとすごいことらしいのです。そしてこれはそろそろ人に伝える必要があるかもしれない考え始めました。
 絵を描いていること、山でのあれこれ、ギャラリー作り、これらをうまく結びつけることはできないだろうか?最近そのことばかり考えています。このブログでは山でのあれこれを書いてゆき、今のところ全然まとまっていないビジョンをはっきりとさせていこうと思います。そのプロセスをそのまま載せていきたいのです。
 
 5月28日には自然観察会も予定しています。まずは面白いことの第一歩になればと思います。

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2006年3月14日 (火)

アオキ

灌木の中で一番多いのがアオキです。
青臭いからアオキ。青いからアオキ。
山をほったらかしにしておくと
アオキだらけになります。
ヤギが好きらしい。
ヤギは飼っていないのでどうも目障りに感じてしまいます。
この木は始めは青くてみずみずしい感じがするけれど
切ってしばらくして乾いてくると黒っぽくなります。
これを輪切りにしてアクセサリーなんぞ作ることもできるかもです。
まさ乾いていないアオキの枝をナタでスパスパ切るのはちょっとした快感です。
aoki3aoki1aoki2


中が生のアオキ。右が乾いたアオキ。
ごらんのように,枝の真ん中がスポンジ状になっています。
ちょっとした柄(ヤスリとかの)を作る時に重宝します。
乾くのも速いし火力も強い気がします。

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2006年3月11日 (土)

山仕事

木を切り倒すと、一緒にアケビの蔓がすごい勢いで
からまっていることも多いです。
この蔓で枝を束ねてもいいのですが
曲がりくねったり、こんがらがったりしていて使いにくいところがあります。
この蔓はかごを編んだりするのに使えそうです。
他にも何か使い道がないかどうか思案中。
ほっておけば秋には甘い実がいっぱいなります。
akebi


アケビの蔓

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2006年3月 5日 (日)

小屋作り

壁をはり始めた。
壁によって空間が仕切られ
部屋と呼ばれる物に変わるのです。
中身というか主な成分は空気なのでそんなに変わらない筈なのに、
妙に落ち着く空間になるのは不思議だ。hut4

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2006年3月 2日 (木)

小屋作り

慣れないぞ、ブログ。ちょっと文体を変えてみよう。

さて、小屋作り着々と進行中。屋根の板を貼り終えた。
柱と梁を支えるためのスジカイ(というんですかね?)を切った。
もっともっと外仕事に精を出したい気分だ。
hut3いつもと違う角度から撮ってみた。

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2006年2月24日 (金)

小屋作り

買ってきた板を屋根に貼ると
とたんに、小屋らしくなりました。
この小屋は、hut2ずっとここに建てられるのを待っていた
というくらいこの場所になじんでいます。
大工仕事は、そんなに好きではなかったのですが、
今回の小屋作りはすごく楽しめてます。
きょうは冷たい雨が降りしきる中で、作業をしました。
それでも苦にならない。

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2006年2月23日 (木)

小屋作り

きのうは、切り倒した杉の木を
板にするために、近所の製材所へ行った。
材をとりにきてくれないか?と頼んだら、
4トン車が入れないところは無理、
買った方が安くつくよと言われた。
板、4メートルで200円だそう。
というわけで、板を買ってしまいました。

倒した杉の木は、2トン車でとりにきてくれる別の製材所に
頼むことにする。sugi

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2006年2月21日 (火)

きょうの作業

納屋作りはすこしづつ、きょうは垂木をつけました。
ブログでは山の様子や小屋作りの進み具合を
載せて行こうかと思っています。
春の気配が濃厚な一日。
hut

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