桑の木2、枯葉
桑の木の続きです。
かつて御蔵島にすんでいた頃(20年以上前)、桑の木で背負子を作りました。自慢の一作です。
直径20センチくらいの桑の木の倒木からナタやかんなを使って5センチ角くらいの角材を削りだして作りました。
まるまる一週間くらいかかりました。
もう、あんなまねはできないでしょう。ひまにも程があるというものです。
そういえば、収穫した粟の籾殻をとるために一週間、延々と杵で搗き続けたりもしました。
ひまというか、電気のない時代の時間の流れを体験していた感じです。やれることはものすごく限られていましたが、時間はたっぷり、たっぽんたっぽんありました。時間に追われるのではなく、時間に包まれている感覚でした。
これが、その背負子です。巻いてあるロープはこの写真のものは買ってきた麻縄ですが、最初はマニラ麻の繊維を自分で撚った縄を使っていました。とにかく、なんであれ何かを作って表現したかったのです。私にとっては実用品というより作品です。昔の人はなんでも自分で作ったわけですが、それによって表現欲求はかなり満たされたのではないでしょうか?
桑の木の切り株です。ごらんのように穴だらけです。カミキリムシが食べたのです。切ったばかりだと、もっと黄色です。
木の枝にくっついている枯葉にも見える蛾を発見。
ゴミのようにも見えます。擬態というやつです。
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